2025.09.25 新進の家づくり
【インタビューコラム】設計士に聞く! 新進建設が創っているものとは?
インタビュアー:
前回は新進建設が「住まいに個性を」どう落とし込んでいるのか、設計士さんとの対話の重要性についてお話を伺いました。
今回は、さらに一歩踏み込んで、新進建設が一体「何」を創り出しているのか、その本質に迫りたいと思います。新進建設が家づくりを通して提供したいものは何なのでしょうか?
新進建設 興津:
はい、ありがとうございます。非常に本質的なご質問ですね。最近、私たちが常々感じているのは、私たちは「物」を作っているのではなく、「時」を作っているのではないか、ということです。
インタビュアー:
「物」ではなく「時」ですか。それはとても興味深い表現ですね。
具体的に、「時を作る」とはどういうことなのでしょうか? 家づくりにおいて、その「時」はどのように生まれると考えていらっしゃいますか?
興津:
ええ。私たちのお客様にとって、家は単なる居住空間以上のものです。
そこには、家族との団らんの時間、お子様の成長を見守る時間、趣味に没頭する時間、そして何気ない日々の安らぎの瞬間など、かけがえのない「時」が流れています。
私たちが目指すのは、そうしたお客様の人生における最高の「時」を、その家という空間の中で最大限に感じていただけるようにすることなんです。
インタビュアー:
なるほど、単なる箱ではなく、その中で生まれる暮らしや体験、感情といった「時間」そのものをデザインしている、ということですね。それを実現するために、特に重要視されている点は何でしょうか?
興津:
それを実現するためには、設計はもちろんのこと、その先の「施工の品質」に、会社として非常に強いこだわりを持って取り組んでいます。
どんなに素晴らしい設計図面を描かせていただいたとしても、それが実際に高い技術力と確かな品質で実現されなければ、お客様に最高の「時」を提供することはできません。
図面はあくまで設計意図を形にするための設計図ですが、その図面が描く理想の空間、快適性、安心感を現実のものとするには、現場の職人の高い技術と、細部にわたる品質管理が不可欠だと考えています。
インタビュアー:
設計と施工、両方の品質が最高レベルであってこそ、お客様が求める「時」が形になる、と。特に「施工の品質」と「高い技術力」を強調されるのはなぜでしょう?
興津:
やはり、お客様が実際に住み始めてからの生活の質に直結するからです。
例えば、日々の暮らしの中で感じる快適さや安心感、あるいは何年経っても色褪せない美しさや耐久性といったものは、高い技術力と徹底した品質管理がなければ実現しません。
見えない部分にこそ、その家の真の価値が宿ります。
そして、そうした技術力と品質があることによって、お客様はより深く、その家で過ごす「時」の豊かさを感じていただけると信じています。
私たちは、最高の「時」をお客様に提供できるよう、新進建設の「物づくり」というのは、設計と施工という両輪で、常に高い品質を求め、それを追求し続ける会社なのです。
インタビュアー:
「物」ではなく「時」を創り出し、そのために設計と施工、両面における徹底した高品質を追求する。
新進建設の家づくりは、お客様の人生の豊かさに深くコミットされていることが、今回の深いお話でよく分かりました。本日は貴重なお話をありがとうございました!
興津:
こちらこそ、ありがとうございました。
関連動画
2025.09.15 新進の家づくり
【インタビューコラム】設計士に聞く! 新進建設の掲げる「住まいに個性を」とは?
インタビュアー:
今回は新進建設の掲げる「住まいに個性を」というテーマについて、さらに深く掘り下げていきたいと思います。お客様それぞれの「個性」や「ライフスタイル」を住まいにどう落とし込んでいるのでしょうか? その哲学と具体的なアプローチについて詳しく教えてください。
新進建設 興津 :
はい、ありがとうございます。お客様の個性を住まいに反映させる上で、私たち新進建設が最も重要だと考えているのは、やはり私たち設計士とお客様との対話、それも単なる情報交換ではない『深い対話』です。
インタビュアー:
「深い対話」ですか。具体的には、どのような対話を重ねていくのでしょう? 一般的な打ち合わせとは何が違うのでしょうか?
興津:
ええ。私たちは、お客様からの一方的なご要望をお伺いするだけでなく、お客様との間に信頼関係を築きながら、何度も、そして多岐にわたる対話を重ねさせていただくことを何よりも大切にしています。
これは、単に間取りや設備といった具体的な話に終始するのではなく、お客様の日常やご家族のこと、趣味、休日の過ごし方、あるいは将来への夢といった、いわゆる『世間話』も大いに含まれますし、何気ない『ちょっとした会話』の中に、家づくりの本質的なヒントが隠されていると私たちは考えているからです。
インタビュアー:
なるほど、世間話や何気ない会話の中にヒントが隠されている、というのは非常に興味深いですね。そこから、どのような本質を見出し、お客様の家づくりに活かしていくのでしょうか?
興津:
そうですね、お客様ご自身がまだ明確には言葉にできていない、あるいは意識すらしていなかったような、潜在的なニーズや、その方に最適なライフスタイルを形にすることが、私たち新進建設の設計士の仕事の醍醐味だと考えています。
私たちは、お客様の言葉の断片を一つひとつ丁寧に拾い上げさせていただき、それらを私たちの専門知識や経験と結びつけながら、お客様の『理想』を具体的なプランへと昇華させていきます。
例えば、「〇〇が好きなんです」という一言から、その趣味を最大限に楽しめる空間構成を提案したり、「週末は家族で過ごす時間を大切にしたい」というお話から、自然と家族が集まるリビング空間のあり方を考えたりします。
お客様が「まさかこんなことが実現できるなんて!」と驚かれるような、しかし一度形になれば「これこそが求めていたものだ」と心から納得していただけるような提案を目指しているのです。
インタビュアー:
お客様の「言葉の奥」にあるものまで引き出して形にする、まさに「寄り添う」という言葉がぴったりだと感じます。設計士の方が、お客様のライフスタイル全体をデザインしていくような感覚ですね。
興津:
まさにその通りです。私たち設計士は、お客様一人ひとりに深く寄り添って、それぞれの暮らし方や価値観、そしてこれからの人生設計までを含めた『ライフスタイル』そのものを、住まいという具体的な形へと創造していくことを私たちの使命としています。
単に見た目が良い家を建てるだけでなく、住む人が毎日を心豊かに、そして快適に過ごせるような、まさにその人らしい生き方を支える空間を提供したい。
このお客様に深く関わり、その方の人生をデザインするようなアプローチこそが、私たち新進建設ならではの設計における独自の立ち位置であると自負しております。
インタビュアー:
丁寧な対話を通じて、お客様自身も気づかない「個性」まで引き出して住まいに反映させる。新進建設さんの家づくりが、単なる建物ではなく、お客様の生き方そのものをデザインしているということが、今回の深いお話でよく分かりました。本日は貴重なお話をありがとうございました!
興津:
こちらこそ、ありがとうございました。
関連動画